人生を愉しく


by tabotaboy
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人生と樹・・・

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人生を歩むと云う事は、自分自身のあり方を問いながら切磋琢磨して有事を上手に乗り切って、その体験、経験を生かして己を高め人格を為していくのだと思います。

自然から多くの享受を受け生きていると云う事を何時も感謝して、生きているという喜びを幸せに思う事が肝要だと思っています。

この世に生まれて幸せになる為には、自分自身で良い心根を育む事なのですから、それを怠っては幸せの花は咲かないのでしょう。


私の好きな詩人、吉野 弘さんの詩を紹介します。



 人もまた、一本の樹ではなかろうか。
 樹の自己主張が枝を張り出すように
 人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。
  
 身近な者同士、許し合えぬことが多いのは
 枝と枝とが深く交差するからだ。
 それとは知らず、いらだって身をよじり
 互いに傷つき折れたりもする

 仕方のないことだ
 枝を張らない自我なんて、ない。
 しかも人は、生きるために歩き回る樹
 互いに刃をまじえぬはずがない。
 
 枝の繁茂しすぎた山野の樹は
 風の力を借りて梢を激しく打ち合わせ
 密生した枝を払い落とす・・・と
 庭師の語るのを聞いたことがある。

 人は、どうなのだろう?
 剪定鋏を私自身の内部に入れ、小暗い自我を
 刈り込んだ記憶は、まだ、ないけれど。


・・・・・・この詩を読んで何を感じますか?・・・・・・
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by tabotaboy | 2007-11-05 22:50